美しくありたい


「Asakusa」シリーズより

本日、45回目の誕生日を迎えました。振り返れば七転八倒、暗中模索の年月でしたが、多くの人の支えもあって、なんとか生きてきました。感謝に絶えません。この場を借りて、皆様に心から御礼申し上げます。

さて、45年目の1年はどうしましょうか。この1年強ですでにドラスティックな変化を体験し、状況は一変しましたが、これからの数年でさらに変化の速度は増すでしょう。願わくば、その変化が良きものであることを祈るばかりです。不安要素は多くありますが、謙遜の心と努力を忘れず、真摯に向き合っていこうと思います。

過日のブログで、「貪欲」であろうと書きましたが、語弊があったかもしれません。
良い意味で貪欲であることは必要ですが、最終的にあるべき姿とは、「美しい」ものでなければならないと感じます。よく、「勤労は美しい」とか「努力は美しい」などと言いますが、そういった意味で「美しく」ありたいと思います。

私にも、一応の美意識は持っているつもりです。いみじくも写真芸術を追うものとしての美意識もさることながら、日々の人生そのものの美しさを探求するものとして、努力を苦と思わず、ひたむきに生きる美しさを身に付けたいと願います。「この人は美しく生きているな」と感じさせ、教えてくださる友人、先人はたくさんいます。彼らを見習って、あくまで謙虚に、かつ貪欲に、美しくありたい、と願うのです。

まだまだ至らぬ点は多くあります。それを真摯に受け止め、改善を厭わず、努力を努力と思わず実践すること。そして少しでも人の役に立てる人間になること。これが私にとっての「美しさ」の定義と言えるでしょう。それが写真芸術や執筆活動にも反映されて、人の心に届く行動と結果を求めたいものです。

机上の空論、負け犬の遠吠え、と揶揄されぬように、行動を持って示していきたいと思います。まだまだ人生これから、と初心を忘れず、人を見て羨むことなく、我が道を信じて進みます。大袈裟でしょうか?

5年後、10年後に、あんなこと言ってたな、と素直に振り返られるように日々を生きていきたいと思います。

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