旅の記録ーマドリッドからアンダルシアへ


アイスが欲しいな、と妻が言うと、不思議とちゃんと見つかる。

ただいま、アンダルシア巡回の最初の街、グラナダに向かってマドリッドから列車に乗っています。なんと、確かにEUの国をまたいで走る列車に乗るわけですから、想像できてしかるべきでしたが、X線チェックを通らなければなりませんでした。

せっかく仕入れたフィルム35本、列車の出発が10分後に迫る中、カメラバッグを解いている時間もなく、なんとか未開封のものだけでも守らなければと荷物から取り出して交渉。結果としては無事に手チェックで済ませギリギリ出発に間に合いました。これから4時間の列車の旅です。

マドリッドを出発してものの5分もすると、オリーブ畑が荒涼とした土地に広がっています。この風景は、フランスの郊外にちょっと似ています。やはりマドリッドは都市としては規模が小さいのでしょう。あっという間に人の姿は車窓からなくなりました。

さて、いよいよ旅の本番、アンダルシアに突入です。今夜は到着の頃には陽も暮れて、食事をするくらいしかできることはないでしょうが、今度の宿泊先はアパートメントタイプのキッチン、バルコニー(2つ)付き。3泊の予定ですが、のんびりと撮影に臨みたいと思います。

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