旅の記録ースペイン初日の苦労と偶然の幸運


この天才的な自撮り術!

マドリッド初日は空港に到着が遅れ、16時ごろのスタート。予約したホテルまでの乗合シャトルバスがどうしても見つからず、英語もろくに通じない、といった状況でバスを捨ててタクシーでホテルに向かいました。相当の時間ロスでした。

空港からマトリッドの中心地にあるホテルまで20分ほどで着いてしまうのですから、街の規模が想像できると思います。ほぼ徒歩でどこへでも行けます。(迷わなければ)

ホテルについて荷物を開いたら、さっと出かけてポータブルWiFiとiPhoneのSIMを買いに行ったのですが、ホテルを一歩出ればWiFiもなく、Google Mapも使えないので、迷いに迷ってやっと見つけたVodafone。しかしパスポートがないとSIMが買えないと門前払いをくらい、気を取り直してフィルムを取り置きしているカメラ機材屋へ向かうも、まともな地図もないので迷いに迷い、警官やら通りすがりの人に道を聞いてなんとか閉店ギリギリでたどり着きました。

50本取り置きしてもらっていたカメラ屋でまたもや言葉の不自由な中、30本に減らして購入。そこから繁華街に戻って飯でも食おうと地下鉄に入って、乗り換えの駅でレストレアンガイドを調べたら、偶然にもその駅が、目星をつけていた地元スペイン人が好むというパエリアレストランの最寄りでした。そこで外に出て、「駅から徒歩2分」というガイドにも関わらず、やはり道がわからずぐるぐると徘徊してやっと発見。

しかし、スペインではレストランの開店が20時過ぎと遅めなので、到着した時は他に客もなく、開店したばかりのようでした。そこで山盛りのパエリアを堪能。外人好みの柔らかめのお米ではなく、スペイン人好みのパサパサした硬めのお米で作られたパエリアは絶品! 探していたレストランを偶然で見つけたのは幸運でした。

ゆっくり食事をして、時間はすでに22時半過ぎ。また道に迷うとめんどくさいので、ホテルの近くまで地下鉄(この使い方も初めはさっぱりわかりませんでしたが)で戻り、ホテルで一番でかいという我が部屋へ。日本から持参したドリップコーヒーと、馬鹿でかいバスタブで長風呂を楽しんで長旅の疲れを癒しました。

スペインはスリが危ないとか色々言われましたが、街にちっとも危険な雰囲気はなく、スペイン人の気質はどうも「いい加減」なようで、路上喫煙もまったくOK。自由な雰囲気は東京以上。街の景観はパリのように計画的に美観を作られていないのでちょっと荒んで見えますが、すっかり気に入りました。

というのが昨日のスペイン初日。いい滑り出しです。今日は朝から生ハム市場とやらに向かい、なんとかSIMを手に入れて、あとは気の向くまま撮影散歩を楽しみます。雨だけが厄介ですが、明日からのアンダルシアでは晴れるようなので、我慢しましょう。

ではまたご報告します!

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