旅の始まり


カタール航空807便

私は不思議と昔から、国際線の飛行機に乗ると離陸前から熟睡してしまう、という都合の良い性質を持っています。12時間のフライトでも、寝て起きれば到着しているといった具合です。

いまも、成田からドーハ、そしてトランジットを挟んでスペイン・マドリッドまでの飛行機の中で書いています。いつもの通り、離陸前には熟睡モードに入ったのですが、何時間経ったのか、食事で起こされてしまい、夢うつつの中で焼きそばを注文し、出てきた焼うどんを食べ、食後の一服ができないのでニコチンガムを噛み始めたら眠れなくなり、これを書いているといった次第です。

今回の旅は、結婚からギリギリ1年が経つ前に実現した新婚旅行になります。渡航先は妻の希望で、アンダルシアに決まりました。私もスペインは初めてなので、そこがどんなところかも想像できぬまま、いやそれ故にか、いいんじゃない、と合意したというわけです。あとは行ってみてのお楽しみです。

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例の如く、また爆睡していました。今度は朝食で起こされました。オムレツを選びましたが、これまでの旅の経験の中では、味は可もなく不可もなく、まぁ食べられる、といった感じです。パティシエの妻もそんなに不満げもなく食べていました。アメリカの航空会社のプラスティック・フードに比べれば上等です。

ドーハ到着まで30分となりました。またもや寝て起きての到着です。まったく便利な体に生まれたものです。着陸態勢に入りました。続きはまた。

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